📋 この記事でわかること
- ✔ 認知症の人が暴言を吐いたり怒りっぽくなる「本当の理由」
- ✔ 見落とされがちな”身体の不快感”と怒りの関係(訪問PTならではの視点)
- ✔ 暴言・怒りへの具体的な対応(声かけ・距離・タイミング・環境)
- ✔ 家族がやりがちなNG対応と、この状態がいつまで続くのか

最近、母の暴言がひどくて…。「うるさい!」「出ていけ!」って毎日のように怒鳴られて、もう心が折れそうです。何が悪いのか分からなくて…

それは本当におつらいですよね。でも、その暴言には必ず”理由”があります。しかも、家族の方が思っているのとは別のところに原因が隠れていることが多いんです
私はこれまで訪問リハビリの現場で12年間、12,000件以上のお宅にうかがってきました。その中で、認知症の方が暴言を吐いたり、急に怒り出したりする場面に数えきれないほど立ち会ってきました。
そこで分かったのは、「共感が大切」「叱らないようにしましょう」といった一般的なアドバイスだけでは、現場ではうまくいかないということです。大切なのは、「なぜ怒っているのか」を正しく理解したうえで、具体的にどう動くか。
この記事では、理学療法士だからこそ気づける”身体の不快感と怒りの関係”も含めて、現場で実際に効果があった対応をお伝えします。
なぜ認知症の人は暴言を吐き、怒りっぽくなるのか

「昔はあんなに穏やかだったのに、別人みたいになってしまった」——認知症のご家族を介護していると、こう感じる方は少なくありません。なぜ、認知症になると暴言が増え、怒りっぽくなるのでしょうか。まずはその背景から見ていきます。
脳の変化で感情のブレーキが効きにくくなる
認知症は、脳の神経細胞が少しずつ傷ついていく病気です。とくに、感情をコントロールする「前頭葉」という部分の働きが低下すると、わき上がった怒りやイライラを自分で抑えるのが難しくなります。
健康なときであれば、「ここで怒鳴ったら相手を傷つける」「大人げない」とブレーキをかけられます。ところが認知症が進むと、このブレーキそのものが効きにくくなるのです。
つまり、暴言は「性格が悪くなった」のでも「わざと困らせている」のでもありません。脳の変化によって、感情がそのまま言葉や行動に出てしまっている状態だと理解することが、対応の第一歩になります。
「焦燥性興奮(agitation)」という症状として現れる
医療の世界では、こうした暴言や暴行は「焦燥性興奮(しょうそうせいこうふん)」、英語で「agitation(アジテーション)」と呼ばれる症状の一つとして整理されています。
日本神経学会の診療ガイドラインでも、この症状は同様に分類されています(日本神経学会の診療ガイドラインより)。
これは認知症の人に比較的よくみられる症状であり、決してその人だけに起こる特別なことではありません。「症状の一つなんだ」と捉えられるようになると、ご家族の心も少し軽くなります。
見落とされがちな”身体の不快感”が怒りの引き金になる
ここからが、この記事で最もお伝えしたい部分です。認知症の暴言・怒りの原因として、ご家族にも介護の専門職にも見落とされがちなのが「身体の不快感」です。これは、体に直接触れてリハビリを行う理学療法士だからこそ気づける視点だと思っています。
痛み・便秘・睡眠不足・空腹が、言葉にできず怒りに変わる
認知症が進むと、自分の体の状態を言葉でうまく説明できなくなっていきます。「腰が痛い」「お腹が張って苦しい」「眠れていない」——こうした不快感を、本人は伝えたくても伝えられないのです。
行き場を失った不快感は、どう出てくるか。多くの場合、「怒り」や「暴言」という形で表に出てきます。
実際、認知症のBPSD(行動・心理症状)を引き起こす誘因には、便秘・発熱・痛み・かゆみ・疲労・薬の副作用といった身体的な要因が深く関係していると整理されています(林谷・田中の論文より)。
出典:林谷啓美・田中諭「認知症高齢者の行動・心理症状(BPSD)に対する支援のあり方」園田学園女子大学論文集
「なぜ怒っているのか分からない」とき、まず疑ってほしいのは、心の問題よりも先に「体のどこかが不快なのではないか」ということなのです。
痛みのケアで興奮が減ったという研究もある
「本当に痛みが怒りの原因になるの?」と思われるかもしれません。これを裏づける研究があります。
ノルウェーで行われた研究では、介護施設に入居する中等度〜重度の認知症高齢者を対象に、一定期間にわたって段階的に痛みのケアを行ったところ、興奮や攻撃的な行動が有意に減少したと報告されています(Husebo らの研究より)。研究者は、その改善の度合いは、興奮を抑える薬を使った場合に期待される効果よりも大きかったと述べています。
つまり、「痛みを取り除くこと」そのものが、暴言や怒りへの立派な対応策になりうるということです。これは、薬で感情を抑え込むのとはまったく違うアプローチです。
訪問現場で出会った、感覚過敏のある利用者さん
📝 訪問現場より
以前、リハビリでうかがっていた認知症の利用者さんに、感覚過敏のある方がいました。こちらが体に少し触れるだけで「やめろ」「触るな」と強い言葉が返ってくるのです。
最初は介護への抵抗かと思いましたが、よく観察するうちに、本人は触られること自体に痛みや不快を感じていたのではないかと気づきました。言葉でうまく説明できないぶん、「触るな」という強い言葉になって出ていたのだと思います。
このとき大切なのは、その言葉を「わがまま」や「攻撃」と受け取らないことです。暴言の奥には、本人なりの切実な理由が隠れています。
👨⚕️ もくもくポイント
認知症の方が急に怒り出したら、声をかける前にまず「体のサイン」を確認してみてください。便が何日も出ていないか、いつもと違う場所をかばっていないか、前の晩によく眠れていたか。原因が体にあるなら、いくら優しく接しても怒りは収まりません。逆に、その不快さえ取り除けば、嘘のように穏やかに戻ることもよくあります。
👉 あわせて読みたい
暴言の裏にある本人の”本心”とは

ここまで「脳の変化」と「身体の不快感」という2つの背景を見てきました。では、暴言を吐いているとき、本人の心の中では何が起きているのでしょうか。ご家族が一番知りたいのは、おそらくここだと思います。
BPSDは本人からの「助けて」のサイン
暴言や興奮といった症状は、専門的には「BPSD(認知症の行動・心理症状)」と呼ばれます。このBPSDについて、認知症ケアの専門家は、介護する側にとっては「困った症状」だけれど、本人にとっては「助けて」というサインなのだと指摘しています(山口晴保らの解説より)。
出典:山口晴保・伊東美緒・藤生大我「認知症ケアの達人をめざす」(almediaweb解説ページ)
「うるさい!」「出ていけ!」という言葉は、文字通りに受け取ればただの拒絶です。けれど、その奥には「不安だ」「痛い」「自分でもどうしていいか分からない」という、本人にもうまく言葉にできないSOSが隠れています。
暴言は、本人が困らせようとしているのではなく、本人自身が一番困っている——この視点に立てると、ご家族の受け止め方は大きく変わってきます。こうした理解と合わせて、認知症の親に言ってはいけない言葉を知っておくと、日常の声かけがさらに楽になります。
「困らせたい」のではなく「困っている」
介護をしていると、つい「私を困らせるためにわざとやっているのでは」と感じてしまう瞬間があります。毎日のことなら、なおさらです。
でも、認知症の方が暴言を吐くとき、そこに「相手を困らせてやろう」という計算はほとんどありません。脳の変化で感情のブレーキが効きにくくなり、身体の不快感も言葉にできず、不安だけがふくらんでいく。その結果として、怒りがあふれ出てしまっているのです。
「困らせたい人」ではなく「困っている人」。この一語の違いを意識するだけで、こちらの表情も声のトーンも自然とやわらぎます。そして多くの場合、その変化は相手にもちゃんと伝わります。
暴言は本心・本性なのか――正直に答えます
「暴言は本人の本心・本性なのか」——これは、正直なところ断言はできません。ただ、一つ言えることがあります。前頭葉の機能が低下し、感情のブレーキが効きにくくなった状態での発言です。怒りをコントロールしたくても、できない状態に置かれているのです。「あの言葉は昔からそう思っていたのでは」と悩む方もいますが、少なくとも「今の状態での発言」と「本来の性格や意図」は、切り離して受け止めることをおすすめします。
現場で気づいた2つの転換点──触れ方と「波」の受け止め方

ここからは、実際に私が訪問の現場で経験したことをお話しします。「具体的にどう動けばいいのか」のヒントになればと思います。
「触るな」と言われたとき、私がやめたこと
📝 訪問現場より
先ほどお話しした、感覚過敏のある利用者さんのその後です。
体に触れるたびに「触るな」と強い言葉が返ってくる。最初の頃は、それでもなんとかリハビリを進めようと、声をかけながら触れ方を工夫していました。けれど、本人にとってはやはり不快だったのでしょう。日によっては、まったく受け入れてもらえないこともありました。
そこで私が切り替えたのは、「触らないリハビリ」です。こちらが体を支えたり動かしたりするのをやめ、本人が自分の力で動けるような運動を提案していきました。たとえば、椅子に座ったまま自分で足を上げてもらう、声かけだけで立ち上がってもらう、といった形です。
すると、「触られる」という不快のもとがなくなったぶん、強い言葉も自然と減っていきました。本人のペースで体を動かせるので、表情もやわらかくなっていったのを覚えています。
「昨日できたのに、今日はできない」のが認知症
もう一つ、現場で痛感したことがあります。それは、認知症の方は「その日によって反応が変わる」ということです。
同じ声かけ、同じ動作をしても、すんなり受け入れてくれる日もあれば、頑なに拒否される日もあります。これはわがままでも気まぐれでもなく、認知症という病気の特性です。
ご家族は「昨日はできたのに、どうして今日はダメなの」と混乱し、ときに「やる気がないだけでは」と感じてしまいます。でも、できない日があるのは当たり前。「今日はそういう日なんだ」と一歩引いて捉えられると、こちらも無理に押し通さずに済みます。そして、無理に押し通さないことが、結果的に暴言や怒りを減らすことにつながっていきます。
👨⚕️ もくもくポイント
「昨日できたことが今日できない」のは、サボっているのでも、こちらの関わり方が悪いのでもありません。認知症という病気の特性です。私はこれを「波がある」と捉えるようにしています。波が低い日は無理に押し通さず、また波が高くなる日を待つ。この余裕が、お互いの消耗を防いでくれます。
暴言・怒りへの具体的な対応【声かけ・距離・タイミング・環境】

ここでは、暴言や怒りが出たときに「具体的にどうするか」を、現場で効果のあった順にお伝えします。抽象的な心構えではなく、今日から試せる動き方です。
怒りのピーク時は、まず”いったん引く”
暴言が激しく出ているとき、多くのご家族は「落ち着かせよう」「分かってもらおう」として、正面から言葉を重ねます。けれど、これは逆効果になることがほとんどです。
怒りがピークに達しているとき、本人の頭の中は混乱でいっぱいで、こちらの説明を冷静に受け止める余裕はありません。そこへ言葉を重ねれば、状況をさらに悪化させてしまいます。
このときの鉄則は、「いったん引く」こと。安全だけ確保したら、少し距離を取り、無理に対応しようとしないことです。数分待つだけで、怒りの波が引いていくことは珍しくありません。「説得しようとしない勇気」が、ここでは何より大切です。
声のトーン・距離・触れ方を変える
引いたあと、あらためて関わるときには、近づき方を意識します。
- 声のトーン:早口で大きな声は、それだけで威圧になります。いつもより少し低く、ゆっくり、静かに。内容よりも「穏やかな声の響き」が伝わります。
- 距離と位置:正面から詰め寄ると、本人は「責められている」と感じます。真正面ではなく、斜め前や横から、目線を同じ高さに。
- 触れ方:急に後ろから触れたり、いきなり手をつかんだりするのは禁物です。触れる前にひと声かけ、面で包むようにそっと触れる。痛みや感覚過敏がある方には、そもそも触れないという選択も必要です。
タイミングと環境を整える――不快の原因を先に取り除く
記事の前半でお伝えした「身体の不快感」を思い出してください。怒りの引き金が体にあるなら、声かけよりも先にその不快を取り除くことが一番の対応になります。
- 便が何日も出ていないか、お腹が張っていないか
- トイレに行きたいのを我慢していないか
- 暑すぎ・寒すぎ・まぶしすぎなど、環境が不快でないか
- 前の晩、眠れていたか。空腹や喉の渇きはないか
こうした原因を先に整えておくと、そもそも怒りが起きにくくなります。「怒ってから対応する」のではなく、「怒る前に不快を減らしておく」。この発想の転換が、介護をぐっと楽にしてくれます。
👨⚕️ もくもくポイント
対応のコツを一つ挙げるなら、「声かけより先に体を診る」です。私たち訪問の専門職も、利用者さんのお宅に入ったときにまず確認するのは挨拶でも声かけでもなく、顔色・歩き方・前日の排便や睡眠の様子です。その日の状態を把握してから関わり方を決める、という順番が現場では当たり前になっています。
家族がやりがちなNG対応

最後に、よかれと思ってやっているのに、かえって暴言や怒りを強めてしまう「NG対応」をお伝えします。現場でご家族を見ていて、もっとも多いパターンです。
怒っている本人を、正面から説得しようとする
訪問の現場でいちばんよく見かけるのが、怒っている本人を正面から説得しようとする場面です。
「さっきも言ったでしょう」「違うって、そうじゃないの」——ご家族としては、ちゃんと説明すれば分かってもらえるはず、と思っています。けれど、怒りのピークにある本人には、その言葉はほとんど届きません。
私自身、現場で何度も実感してきましたが、怒りが高ぶっているときは、家族がどれだけ正しいことを丁寧に説明しても、無駄に終わることが多いのです。それどころか、「言い返された」「責められた」と感じて、火に油を注いでしまいます。
正しさで向き合うのではなく、先ほどお伝えしたように「いったん引く」。これが、遠回りに見えていちばんの近道です。
そのほか、気をつけたい関わり方
正面からの説得以外にも、避けたい対応があります。
- 頭ごなしに否定・訂正する:「そんなことしてない」と本人の訴えを真っ向から否定すると、不安と怒りが増します。
- 急かす・せかす:「早くして」と急かされると、本人は焦り、混乱します。
- 複数人で一度に話しかける:情報が処理しきれず、パニックにつながります。
なお、こうした関わり方については、認知症の親に言ってはいけない言葉でくわしくまとめています。あわせて読んでいただくと、日々の声かけがぐっと楽になるはずです。
この暴言・怒りは、いつまで続くのか
毎日のように暴言を浴びていると、「これがいつまで続くのか」と、出口の見えない不安に押しつぶされそうになります。最後に、この点について正直にお伝えします。
症状は、認知症の進行とともに変化していく
まず知っておいてほしいのは、暴言や怒りっぽさは、ずっと同じ強さで続くわけではないということです。
認知症の症状は進行とともに変化していきます。暴言や興奮が目立つ時期もあれば、それがやわらいでいく時期もあります。とくにBPSD(行動・心理症状)は、これまで見てきたように、身体の不快感や環境、関わり方といった「きっかけ」に大きく左右されます。裏を返せば、原因に対処できれば、症状そのものを軽くしていける余地があるということです。
「一生このままなのでは」と絶望する必要はありません。今がいちばんつらい時期で、対応次第でやわらいでいく可能性は十分にあります。
抱え込まず、相談先につなぐ
そのうえで、いちばん大切なお願いがあります。ご家族だけで抱え込まないでください。
暴言への対応は、知識があっても、毎日となれば心がすり減ります。「自分の関わり方が悪いのでは」と、ご自身を責めてしまう方も少なくありません。でも、それは決してあなたのせいではありません。
ケアマネジャーや主治医、地域包括支援センターなど、相談できる窓口は必ずあります。とくに、急に暴言がひどくなった・別人のようになったという場合は、痛みや便秘、薬の影響、あるいはせん妄など、医療的な対応が必要なサインが隠れていることもあります。早めに専門職へ相談してください。
なお、暴言や興奮がとくに強い場合には、薬物療法という選択肢もあります。ただし、薬との相性は個人によって異なるほか、認知症治療薬の副作用として逆に怒りっぽくなるケース(易怒性)も報告されています。薬の使用については、主治医や専門医に相談のうえ判断してもらうことが大切です。
一人で背負わないことが、結果的に本人にとっても、いちばんよい環境につながります。
👨⚕️ もくもくポイント
「急に暴言がひどくなった」ときは、関わり方を悩む前に、まず医療職に相談してください。痛み・便秘・脱水・薬の影響・せん妄など、数日で起きた急な変化には、体や医療の原因が隠れていることが多いからです。これは家族の頑張りでどうにかする話ではなく、専門職の出番です。
👉 あわせて読みたい
まとめ
📝 まとめ
認知症の方の暴言や怒りっぽさは、ご家族にとって本当につらいものです。けれど、その奥には必ず理由があります。最後に、この記事の要点を振り返ります。
- ✅ 暴言は「性格が悪くなった」のではなく、脳の変化で感情のブレーキが効きにくくなった状態。医学的には「焦燥性興奮(agitation)」という症状として整理されています。
- ✅ 見落とされがちなのが、痛み・便秘・睡眠不足・空腹といった「身体の不快感」。これが言葉にできず、怒りに変わります。痛みのケアで興奮が減ったという研究もあるほど、体のサインは重要です。
- ✅ 暴言は、本人が困らせたいのではなく、本人自身が「困っている」SOS。「助けて」のサインだと捉えると、関わり方が変わります。
- ✅ 具体的な対応は、①怒りのピーク時はいったん引く ②声のトーン・距離・触れ方を変える ③不快の原因を先に取り除く、という順番が効果的です。
- ✅ やりがちなNGは、正面から説得しようとすること。正しさで向き合うより、いったん引くほうが近道です。
- ✅ 暴言はずっと同じ強さでは続きません。原因に対処すればやわらぐ余地があり、つらいときは一人で抱え込まず、ケアマネジャーや主治医、地域包括支援センターに相談してください。
「なぜ怒っているのか」を体の面からも見てあげられるのは、ご家族のいちばん近くにいるあなただからこそできることです。今日お伝えした視点が、少しでも毎日を楽にする助けになればうれしいです。
・Husebo BS, et al. “Efficacy of treating pain to reduce behavioural disturbances in residents of nursing homes with dementia.” BMJ. 2011;343:d4065
・日本神経学会「認知症疾患診療ガイドライン」第3章(2010年)
・山口晴保・伊東美緒・藤生大我「認知症ケアの達人をめざす」(almediaweb解説ページ)
・林谷啓美・田中諭「認知症高齢者の行動・心理症状(BPSD)に対する支援のあり方」園田学園女子大学論文集


コメント