ヘルパーに頼めないことがある?介護保険外の自費訪問介護サービスとは

ヘルパーに頼めないことがある?介護保険外の自費訪問介護サービスとは 介護サービス・制度

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📋 この記事でわかること

  • ✔ 介護保険の訪問介護でヘルパーに頼めないことがある理由
  • ✔ 介護保険外「自費訪問介護サービス」とは何か
  • ✔ 自費訪問介護が実際にどんな場面で使われているか
  • ✔ 自費訪問介護サービスを選ぶときのポイント
もくもく

・理学療法士歴15年|訪問リハビリ12年|累計12,000件以上の訪問
・在宅生活の専門家:小さなお子さんから難病、高齢の方まで幅広くサポート
・現場目線の発信:現場で培った「長く・安全に自宅で過ごすための工夫」を公開中

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家族
家族

先日ヘルパーさんに仏壇の掃除をお願いしたら、「それはできません」って断られてしまって…。なんでダメなんでしょう?

もくもく
もくもく

それはよく聞くお悩みです。実は介護保険の訪問介護には、国のルールで決められた「できないこと」があるんですよ。

家族
家族

そうなんですか!じゃあ仏壇の掃除とか、親の通院に付き添ってほしいとか、そういうことは諦めるしかないんですか?

もくもく
もくもく

いいえ、諦めなくて大丈夫です。介護保険の外に「自費訪問介護サービス」という選択肢があります。今日はそれをわかりやすく説明しますね。

介護保険の訪問介護は、在宅介護を支える大切なサービスです。しかし、ヘルパーができることとできないことは、国のルールによって明確に定められています。そのため「頼みたいのに断られた」という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

私は訪問リハビリの理学療法士として、これまで多くのヘルパーさんとチームを組んで在宅ケアにあたってきました。その中で、ヘルパーさんが「本当はやってあげたいのに、制度上できない」と悩む場面を何度も見てきました。この記事はその現場経験をもとに書いています。

この記事では、なぜ断られるのかという理由を整理したうえで、介護保険では賄えないニーズを補う「自費訪問介護サービス」について、訪問リハビリの現場で12,000件以上の在宅訪問を経験してきた理学療法士の視点からお伝えします。

訪問介護のヘルパーに「それはできません」と言われた経験はありませんか?

訪問介護のヘルパーさんに何かをお願いしたとき、「申し訳ありませんが、それはできません」と断られた経験はないでしょうか。

「仏壇の掃除をお願いしたら断られた」「散歩に付き添ってほしいと言ったらダメだった」「病院に一緒に行ってほしいのに対応してもらえなかった」

こういった声は、私が訪問リハビリの現場でもよく耳にしてきました。断られた側からすると「なんで?」と感じるのは当然です。ヘルパーさんが意地悪をしているわけでもなく、サービスが足りないわけでもありません。

実は、介護保険の訪問介護には国のルールで定められた「できることの範囲」があり、ヘルパーはそのルールに従ってサービスを提供しています。

介護保険の訪問介護でできることの範囲

介護保険の訪問介護で提供できるサービスは、大きく3つに分類されます。

✅ 介護保険の訪問介護でできること(3分類)

① 身体介護:食事介助・入浴介助・排泄介助・着替えの介助・移乗・移動の介助など、身体に直接触れるケア

② 生活援助:掃除・洗濯・調理・買い物など、利用者本人の日常生活を支える家事全般(家族分はNG)

③ 通院等乗降介助:通院時の車への乗り降りの介助のみ(病院内の付き添いや診察同行は含まない)

実はできないことが意外と多い

上記の範囲を見ると「結構いろいろできそう」と感じるかもしれません。ところが実際には、できないことが意外と多いのです。

❌ 介護保険の訪問介護でできないこと(主な例)

  • 仏壇・仏間の掃除(利用者本人の日常生活に直接関係しない行為)
  • 散歩への付き添い(生活援助・身体介護の範囲外)
  • 病院内での診察同行・受診内容の確認
  • 家族の分の料理や洗濯
  • 庭の草むしりや大掃除

「え、散歩もダメなの?」と驚かれる方も多いです。しかしこれはヘルパーさんの判断ではなく、制度として決まっていることなのです。

次の章では、なぜこのようなルールがあるのかを解説します。

なぜヘルパーに頼めないことがあるのか?介護保険のルールを知っておこう

老計第10号とは何か(厚労省の通知)

介護保険の訪問介護でできることとできないことは、厚生労働省の通知「老計第10号(訪問介護におけるサービス行為ごとの区分等について)」によって定められています。

この通知には、介護保険として算定できるサービス行為が具体的にリストアップされており、ヘルパーはこのリストに基づいてサービスを提供しています。

つまり「リストにないことはできない」というのが、介護保険の訪問介護の基本的なルールです。

出典:厚生労働省「訪問介護におけるサービス行為ごとの区分等について(老計第10号)」

介護保険は税金と保険料で運営されている公的なサービスです。だからこそ、使途を明確にするためのルールが必要であり、それが老計第10号という形で示されています。ヘルパーが「できません」と言うのは、このルールに従っているからなのです。

介護保険の訪問介護でできないことの具体例(仏壇掃除・散歩・通院同行など)

老計第10号のルールに基づくと、以下のようなことは介護保険の訪問介護では対応できません。

❌ 老計第10号に基づくできないことの具体例

🏠 日常生活に直接関係しない行為

  • 仏壇・仏間の掃除や手入れ
  • 庭の草むしり・植木の手入れ
  • 家族の分の料理・洗濯・買い物
  • 大掃除や家具の移動

🚶 外出・付き添い系

  • 散歩への付き添い
  • 趣味・レジャーへの同行
  • 病院内での診察同行や受診内容の確認

📋 その他

  • 話し相手・見守りのみのサービス
  • ペットの世話

私が訪問現場でよく聞いたのは「月命日に仏壇をきれいにしてほしいだけなのに」「一人で外を歩くのは不安だけど、散歩に付き合ってもらえない」という声です。気持ちはよくわかります。でもこれは制度の限界であり、ヘルパーさんもできれば対応してあげたいと思っているはずです。

では、こういったニーズはどこで満たせばいいのでしょうか。次の章で解説します。

👨‍⚕️ もくもくポイント

訪問現場でヘルパーさんに老計第10号のことを話題にしたことがあります。「本当はやってあげたいんだけど、ルールだから仕方ない」という言葉が印象的でした。制度の限界を一番もどかしく感じているのは、ヘルパーさん自身かもしれません。

介護保険外の「自費訪問介護サービス」という選択肢

自費訪問介護サービスとは何か

自費訪問介護サービスとは、介護保険を使わずに全額自己負担で利用できる訪問介護サービスのことです。

介護保険のような国のルールに縛られないため、利用者や家族が「してほしい」と思うことに柔軟に対応できるのが最大の特徴です。要介護認定を受けていない方でも利用できます。

介護保険の訪問介護が「公的なルールの中でできること」を提供するサービスだとすれば、自費訪問介護は「利用者のニーズに合わせてオーダーメイドで対応するサービス」と言えます。

👨‍⚕️ もくもくポイント

「お金がかかるから」と最初から諦める家族の方も多いです。でも月に数回だけ使うという選択肢もあります。全部じゃなくていい、困ったときだけ使えばいい。それが私の現場での実感です。

介護保険の訪問介護と自費訪問介護の違い

介護保険の訪問介護 自費訪問介護
費用負担 1〜3割負担 全額自己負担
利用条件 要介護・要支援認定が必要 誰でも利用可能
サービス内容 老計第10号の範囲内 柔軟に対応可能
利用時間 ケアプランによる制限あり 比較的自由
対応の幅 限定的 幅広い

自費訪問介護でできることの具体例

自費訪問介護では、介護保険では対応できなかった以下のようなことが頼めます。

✅ 自費訪問介護でできることの具体例

🏠 生活まわり

  • 仏壇・仏間の掃除
  • 庭の草むしり・植木の手入れ
  • 大掃除・家具の移動の補助

🚶 外出・付き添い

  • 散歩への付き添い
  • 趣味・買い物・食事への同行
  • 病院内での診察同行・受診内容の確認

📋 その他

  • 話し相手・見守り
  • 夜間の対応
  • 急な対応・柔軟な時間帯での訪問

「介護保険でできないことは諦めるしかない」と思っていた方も多いかもしれません。しかし自費訪問介護という選択肢を知っておくだけで、在宅介護の可能性がぐっと広がります。


自費訪問介護サービスはこんな場面で使われている(実例)

「自費訪問介護サービス」と聞いても、いまいちピンとこない方もいるかもしれません。ここでは私が訪問現場で実際に見聞きした使われ方を3つご紹介します。

仏壇・仏間の掃除をしてほしい

高齢者の方にとって、月命日や法事に合わせて仏壇をきれいにすることは、生活の中の大切な習慣です。しかし足腰が弱くなると、仏壇周りの細かい掃除が難しくなってきます。

「ヘルパーさんに頼んだら断られた」という声をよく聞きますが、これはすでにお伝えしたように介護保険の範囲外だからです。

📝 訪問現場より

こういったケースで自費訪問介護を利用し、月命日に合わせて仏壇掃除をお願いしているご家庭があります。「きれいな仏壇でお参りできる」というのは、高齢者の方にとって精神的な支えにもなります。

一人での散歩が不安だけど外に出たい

「外に出たいけど一人では転倒が心配」という高齢者の方は少なくありません。かといって、毎回家族が付き添うのも難しいという状況もあります。

介護保険の訪問介護では散歩への付き添いは対応できませんが、自費訪問介護であれば対応可能です。

私が担当していた利用者さんの中にも、自費の訪問介護を使って週1回の散歩を楽しんでいる方がいました。

「外に出られる日があると、気持ちが全然違う」

— 自費訪問介護で散歩を始めた利用者さんの言葉

定期的な外出は、身体機能の維持だけでなく気分転換や意欲向上にもつながります。高齢者の散歩の効果について詳しくはこちらもご参照ください。

👨‍⚕️ もくもくポイント

訪問リハビリで担当していた利用者さんが、自費の訪問介護を使って散歩を始めたと聞いたとき、PTとして素直にうれしかったです。外に出る習慣は、薬より効くこともある。それが現場での実感です。

離れて暮らす親の通院内容を把握したい

遠方に住む子どもにとって、親が一人で通院していると「ちゃんと先生に症状を伝えられているのか」「どんな薬をもらっているのか」がわからず不安になることがあります。

かといって毎回の通院に合わせて帰省するのは現実的ではありません。

こういった場合に自費訪問介護のヘルパーに通院同行をお願いし、診察内容や処方内容を家族に報告してもらうという使い方があります。「何を言われたかよくわからなかった」という高齢者の方に代わって、ヘルパーがしっかり情報を把握して家族に伝えてくれるのは、離れて暮らす親の見守りをしている家族にとって大きな安心感につながります。

自費訪問介護サービスを選ぶときのポイント

自費訪問介護サービスはさまざまな事業者が提供しています。いざ利用しようと思ったとき、どのように選べばよいのでしょうか。現場経験をもとに3つのポイントをお伝えします。

対応エリアを確認する

自費訪問介護サービスは、事業者によって対応エリアが異なります。全国対応のサービスもあれば、特定の都市圏に限定しているサービスもあります。

まず最初に「自分の住んでいるエリアに対応しているか」を確認することが大切です。いくら良いサービスでも、対応エリア外では利用できません。公式サイトやお問い合わせで事前に確認しておきましょう。

費用相場を知っておく

自費訪問介護は全額自己負担のため、費用が気になる方も多いと思います。以下はあくまで目安です。事業者・地域・サービス内容によって異なるため、必ず事前にお見積もりをご確認ください。

サービス内容 費用目安
生活援助系(掃除・散歩同行など) 2,500〜4,000円/時間
身体介護系(入浴・通院同行など) 3,500〜5,500円/時間
夜間・深夜対応 上記より割増になる場合あり

⚠️ 費用の確認を忘れずに

自費訪問介護は全額自己負担のため、定期的に利用すると月の費用が大きくなることがあります。まず無料相談や見積もりで費用感を把握してから利用を開始しましょう。「月に数回だけ」という使い方も有効です。

急な対応ができるかどうか

在宅介護では「急に親の体調が悪くなった」「急遽通院が必要になった」といった予期せぬ事態が起きることがあります。

そういった場面でも対応してもらえるかどうかは、サービスを選ぶうえで重要なポイントです。事前に「急な依頼にも対応できるか」「何時間前までに連絡が必要か」などを確認しておくと安心です。24時間365日対応しているサービスであれば、より心強いでしょう。

👨‍⚕️ もくもくポイント

実は今利用している訪問介護事業所が、介護保険外の自費サービスも提供している場合があります。慣れたヘルパーさんにそのまま頼めるので、新しい事業者を探す手間が省けます。まずはケアマネジャーやヘルパー事業所に「自費でお願いできることはありますか?」と聞いてみてください。

首都圏・愛知にお住まいの方にはイチロウがおすすめ

首都圏・愛知にお住まいの方で、具体的にどこに相談すればいいかわからないという方には、自費訪問介護サービスのイチロウが一つの選択肢になります。

24時間365日対応の介護保険外のオーダーメイド介護サービス【イチロウ】

イチロウの特徴

イチロウは、介護保険では対応できないあらゆる介護ニーズに応えるオーダーメイドの自費訪問介護サービスです。

✅ イチロウの特徴

  • 24時間365日対応:急な依頼にも対応可能
  • 最短5分でマッチング:介護スタッフをスピーディーに手配
  • オーダーメイド対応:通院付き添い・散歩同行・夜間見守りなど幅広く対応
  • 初回無料相談あり:まずは気軽に相談できる

「急に親の通院に付き添いが必要になった」「夜間に一人にさせるのが不安」といった場面でも、迅速に対応してもらえるのが大きな強みです。

こんな方に向いている

イチロウは特に以下のような方におすすめです。

  • 仕事や育児で親の介護に十分な時間を割けない方
  • 遠方に住んでいて親の通院に付き添えない方
  • 介護保険では対応できないことを頼みたい方
  • 急な対応が必要になることが多い方

まずは無料相談から

イチロウは現在、東京・神奈川(一部)・千葉(一部)・埼玉(一部)・愛知(名古屋市と一部)に対応しています。

対応エリアにお住まいの方は、まず無料相談を活用してみてください。どんな些細なことでも相談できます。「こんなこと頼めるのかな?」と思ったことも、気軽に問い合わせてみることをおすすめします。

24時間365日対応の介護保険外のオーダーメイド介護サービス【イチロウ】

※対応エリア外の方は、お住まいの地域のケアマネジャーに「自費訪問介護サービスを使いたい」とご相談ください。地域の事業者を紹介してもらえる場合があります。

📝 まとめ

  • ✅ 介護保険の訪問介護には老計第10号で定められた範囲があり、ヘルパーはそれに従っている
  • ✅ 仏壇掃除・散歩・通院同行など、介護保険では対応できないことが意外と多い
  • ✅ 自費訪問介護サービスを使えば、こうしたニーズに柔軟に対応してもらえる
  • ✅ 月に数回だけ・困ったときだけの利用もOK。全部使わなくていい
  • ✅ 選ぶ際は対応エリア・費用・急な対応可否の3点を事前に確認しよう
【ご注意】本記事は、理学療法士の資格を持つ筆者が在宅訪問の経験をもとに作成した情報提供を目的としたものです。個人の状態や環境によって適切な対応は異なります。医療・介護に関する判断は、担当の医師・ケアマネジャー・専門職にご相談ください。

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