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📋 この記事でわかること
- ✔ 膝サポーターが高齢者向けにどこで売っているか(薬局・スポーツ店・作業服店・100均・通販)
- ✔ 店ごとに置いてある種類が違う理由と、目的別の選び場所
- ✔ 遠方の親に買ってあげるなら「店頭より通販」が確実な理由
- ✔ 痛みや変形が強い場合の「医療用装具」という選択肢

離れて暮らす母に膝サポーターを買ってあげたいけど、どこで売ってるのかな…近所のドラッグストア?それとも通販?

いい質問ですね。実は「どこで買うか」で、親に合うものに出会えるかどうかが大きく変わるんです。
膝サポーターは薬局からネット通販まで、いろいろな場所で手に入ります。ただ、置いてある種類は店によってまるで違い、高齢の親に合うものを選ぶには”買う場所選び”がとても大切です。私は訪問リハビリに従事して12年、これまでのべ12,000件以上のご家庭に伺ってきました。その中で「安いのを買ったけど合わなかった」という声を何度も聞いてきた経験から、目的別にどこで買えばいいかを正直にお伝えします。
膝サポーターは高齢者向けにどこで売ってる?【先に結論】
まず「どこで買えるか」を一覧で整理します。
- ドラッグストア(スギ薬局・マツモトキヨシ・ツルハ・ウエルシアなど)…薄手の保温・軽サポートタイプ
- スポーツ用品店(ヒマラヤなど)…運動時向けで固定力のあるタイプ
- 作業服店(ワークマン)…安価で丈夫。膝当て寄りのものも
- 衣料量販店(しまむら・西松屋)…保温メインの簡易タイプ
- 100均(ダイソー・セリア)…とりあえずの保温・軽い着圧
- ネット通販(Amazon・楽天)…種類・サイズが最も豊富
結論から言うと、近所で”とりあえず”買うなら薬局、しっかり選ぶなら通販、という住み分けになります。値段の目安は、100均なら100〜300円、ドラッグストアやワークマンなら1,000円前後、スポーツ店や医療寄りのしっかりしたタイプになると2,000〜5,000円ほどです(医師が作る治療用装具はこれとは別で、記事の後半でふれます)。安さだけで選ぶと後述する失敗につながりやすいので、まずは「親の膝をどう支えたいか」を決めてから店を選ぶのがおすすめです。近くの店を数軒回るより、種類を一度に見比べられる通販のほうが、結果的に早く合うものにたどり着けることも多いです。
店ごとに「置いてある種類」がまるで違う

同じ「膝サポーター」でも、店によって目的の違う商品が並んでいます。ここを知らずに一番近い店で買うと、目的に合わないものを手にしてしまうことがあります。
ドラッグストア(薬局)は”保温・軽いサポート”向き
スギ薬局・マツモトキヨシ・ツルハ・ウエルシアなどのドラッグストアには、薄手で伸縮する保温タイプが中心に並びます。売り場は健康グッズや湿布のコーナーにあることが多く、サイズはS・M・Lのざっくりした展開が中心です。冷えると膝が痛む方の日常使いには十分ですが、しっかり支えたい方には物足りないことも。市販ですぐ手に入る手軽さが魅力で、まず試したいときの入り口として使いやすい場所です。
スポーツ店・作業服店は”固定力”向き
ヒマラヤなどのスポーツ用品店には、運動時のぐらつきを抑える固定力の高いタイプがそろっています。左右にベルトが付いて締め具合を調整できるものや、膝のお皿を囲んで支えるタイプなど、支える力の強い商品が中心です。ワークマンでは安価で丈夫な膝当てタイプが手に入ります。歩くとふらつく方や、動いたときの安定感がほしい方は、こちら寄りの店を選ぶと合うものが見つかりやすいです。ただし固定力が強いぶん、着け外しに力が要るものもあるので、握力の弱った親には付けやすさもあわせて確認してあげてください。
100均・衣料量販は”とりあえず”向き
ダイソー・セリアの100均や、しまむら・西松屋の簡易タイプは、あくまで保温や軽い着圧が目的です。生地も薄く、フリーサイズのものが多いため、細い脚だとずり落ちる・太い脚だと食い込むといったことも起こりがちです。値段は魅力ですが、膝をしっかり支える力はほとんど期待できません。「まず試してみたい」段階には向きますが、痛みが強い方の常用には不向きだと考えておいたほうが安全です。
👨⚕️ もくもくポイント
「膝サポーター 販売店」で探すより、「保温したいのか」「しっかり支えたいのか」を先に決めるのが近道です。目的が決まれば、行くべき店は自然と絞れます。
安い膝サポーターを選んで失敗した話|訪問現場から

📝 訪問現場より
以前伺っていた利用者さんで、100円ショップの膝サポーターを使っている方がいました。理由を聞くと「友人にとりあえずサポーターをしてみたら、と言われて、近くの店で買った」とのこと。ところがその方は膝に変形があり、痛みも強い状態でした。100均のサポーターでは固定力がまったく足りず、膝を支えきれていなかったのです。
安いサポーターが悪いわけではありません。問題は「膝の状態に合っていなかった」こと。軽い冷え対策なら100均でも十分ですが、変形や強い痛みがある膝には、それに合った固定力のあるものが必要です。この方の場合、痛みで歩く距離が減り、活動量まで落ちかけていました。合わないサポーターを我慢して使い続けると、こうして生活全体に影響が出ることもあります。近くて安いという理由だけで選ぶと、こうしたミスマッチが起こりやすいと、現場で何度も感じてきました。買う前に「どんな膝の状態か」を一度立ち止まって考えるだけで、失敗はかなり防げます。
👨⚕️ もくもくポイント
私が現場で見てきた「合わなかった」ケースの多くは、商品が悪いのではなく、膝の状態と目的がズレていただけでした。買う前のひと手間で、そのズレは十分に防げます。
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高齢の親には「店頭より通販」が確実な理由

正直にお伝えすると、離れて暮らす高齢の親に買ってあげるなら、店頭よりネット通販のほうが確実だと考えています。理由は大きく3つあります。
実際、訪問先でも「店頭に行っても、どれを選べばいいのか分からない」という声は多く聞きます。そんなご家族には、サイズ表示のしっかりした通販商品をお伝えして、「サイズを測れば、この表のこのサイズで大丈夫ですよ」と一緒に確認しながら選んでもらったことがあります。ただし、痛みが強い場合はサポーター選びより先に、まず医師に相談するのが一番です。
サイズと種類が圧倒的に豊富
Amazonや楽天なら、太ももやふくらはぎのサイズ展開や、固定力の段階が細かく選べます。店頭では在庫が限られ、親に合うサイズが置いていないことも珍しくありません。「大きいサイズがどこで売ってるか分からない」という場合も、通販のほうが見つかりやすいです。
試着できないリスクは”サイズ確認”で減らせる
通販の弱点は試着できないことです。ここは正直な弱点。ただ、事前に親の脚のサイズを測っておけば、各商品のサイズ表と照らし合わせて失敗をかなり防げます。具体的には、膝の中心から10cmほど上の太もも周りと、膝下のふくらはぎの一番太い部分を、メジャーで測っておくと選びやすくなります。実家に帰った際に測るか、電話で親自身に測ってもらうのも手です。届いてから合わなければ、返品・交換に対応しているショップを選んでおくと、より安心して試せます。
📏 通販前に測る2か所
- 膝のお皿の中心から10cmほど上の太もも周り
- ふくらはぎの一番太い部分
👨⚕️ もくもくポイント
親のサイズを一度メジャーで測ってメモしておくと、次に買い替えるときもそのまま使えます。太もも周りとふくらはぎ周りの2か所だけで十分です。
遠方でも”送るだけ”で届けられる
遠くに住む親の買い物に付き添えないケースは多いものです。通販なら実家へ直接届けられ、電話でサイズや付け方を伝えながら一緒に選べます。付け方に不安があるときは別の記事で詳しく解説しているので、あわせて読んでみてください。
サイズ展開が細かく、通販で選びやすい商品として「リフリーラ」も選択肢のひとつです。太もも周りで選ぶ5サイズ展開なので、先ほどの「膝のお皿から10cm上の太もも周り」を測っておけば選びやすくなります。
痛み・変形が強いなら「買う場所」が変わる

膝の痛みや変形が強い場合は、市販品ではなく”医療用装具”という選択肢があります。ここは、買う場所そのものが変わってきます。
ここで整理しておきたいのが、市販のサポーターと”治療用装具”の違いです。ドラッグストアや通販で誰でも買えるサポーターに対し、変形や痛みが強い膝に使う治療用装具は、医師が必要と判断して意見書を出し、それをもとに義肢装具士(装具業者)が採型して作る、あるいはカタログから膝に合うものを選んで合わせるという流れになります。つまり”医療用のしっかりしたもの”は、店頭でそのまま選んで買うものとは入手の道すじが違うのです。
まずは医師に相談する
強い痛みや変形があるなら、自己判断で市販品を選ぶ前に、整形外科などで医師に相談するのが安全です。訪問先でも、病院で医師に相談して装具業者を通して作ったサポーターを使っている方は、しっかり膝に合ったものを使えていました。医師や義肢装具士が膝の状態を見て選ぶため、変形の向きや痛む場所に合った作りになるのが強みです。市販品を何個も買い替えて結局合わなかった、という遠回りを避けられることもあります。専門家の手を通すことで、失敗のリスクがぐっと下がります。
⚠️ こんなときはサポーター選びより受診を優先
膝が腫れて熱をもつ・水がたまる・まっすぐ伸ばせない・強い痛みで歩けない——こうしたサインがあるときは、市販サポーターで様子を見る前に整形外科の受診を優先してください。
治療用装具なら費用が軽くなる場合も
医師が治療上必要と認めた装具は「治療用装具」として、健康保険の療養費の対象になる場合があります。厚生労働省の通知によると、オーダーメイドでない既製品の装具であっても、治療の遂行上必要な範囲のものであれば療養費の支給対象として取り扱われます(厚生労働省より)。いったん全額を支払い、後から申請して、自己負担分を除いた額が戻る仕組みです。
出典:厚生労働省 保険局長通知「療養費の支給対象となる既製品の治療用装具について」(平成28年9月23日 保発0923第3号)
この流れの前提として、医師の意見書(証明書)が必要です。装具を作る前に、医師に相談して書類を出してもらえるか確認しておくと安心です。対象になるかどうかは症状や医師の判断によるので、まずは相談から始めてみてください。
なお、よくある誤解ですが、膝サポーターは介護保険の福祉用具の対象品目には含まれません(厚生労働省より)。介護保険で買えるものと思い込まないよう、注意しておきましょう。
👨⚕️ もくもくポイント
「サポーターは全部ドラッグストアで買うもの」と思い込まず、痛みが強いときは”医療の入り口”を選択肢に入れてください。医師への一言相談が、遠回りを防ぐ一番の近道です。
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まとめ:目的別・どこで買えばいい早見
最後に、目的別の”買う場所”を整理します。
🛒 目的別・どこで買う早見
- 冷え対策・軽い日常使い → ドラッグストア・100均
- 歩行のふらつき・動作時の安定 → スポーツ店・ワークマン
- サイズや種類を選びたい/遠方の親に送る → ネット通販
- 痛み・変形が強い → まず医師に相談し治療用装具を検討
膝サポーターは「どこで売ってるか」以上に「目的に合う場所で買えるか」が大切です。近くて安いという理由だけで選ぶと、せっかく買っても使わなくなってしまいがちです。特に離れて暮らす親には、サイズと種類を選べる通販が確実。そして痛みが強いなら、買う前にまず医師へ相談する——この順番さえ押さえておけば、合わないものを買ってしまう失敗はぐっと減らせます。まずは親の膝の状態を思い浮かべて、今回の早見表を参考に「どこで買うか」を決めてみてください。膝サポーターの効果や選び方そのものをもっと詳しく知りたい方は、ハブ記事もあわせてご覧ください。
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※本記事は情報提供を目的としたもので、特定の商品の効果や治療を保証するものではありません。膝の痛みや変形が強い場合、装具や治療の要否は自己判断せず、整形外科など医療機関にご相談ください。


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